EOCS／コンピュータソフトウェア倫理機構
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著作権侵害に関するニュース

2011/01/12

ファイル共有ソフトでＤＶＤアニメを違法配信(宮城県)

宮城県警察本部サイバー犯罪対策室と仙台東警察署は、平成２３年１月１２日、ファイル共有ソフトを使い、ＤＶＤアニメなどを違法配信していた民家へ家宅捜索を行い、居住していた無職Ａ（男性・３３歳）を、著作権法違反（公衆送信権の侵害）の疑いで逮捕しました。

この無職Ａは、自宅のパソコンを使い、ファイル共有ソフト「Ｓｈａｒｅ」を起動し、当機構正会員が著作権を有するＤＶＤアニメ作品を、著作権者の許可を得ずに無断でアップロードし、不特定多数のインターネット利用者がダウンロードできるようにしていました。

宮城県警によるサイバーパトロールのさいに、アップロードの情報が確認され、当機構へ照会の連絡があったことが事件の端緒となりました。また、ファイル共有ソフトのネットワーク上を監視することを目的とした「Ｐ２Ｐ観測システム」が活用され、アップロードされたファイルの配信元が特定されました。

※平成２３年４月に、上記の男性に対して「懲役１年６ヶ月、執行猶予３年」の有罪が下されました。

（資料提供:宮城県警察本部、仙台東警察署)