EOCS/コンピュータソフトウェア倫理機構
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2011/06/30

「借金返済のため」と無料掲示板を悪用して複製品を販売(埼玉県)

仙台北警察署は、平成23年6月29日、無断複製されたゲームソフトを販売していた埼玉県在住のアルバイト店員A(男性・29歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。

この男性は、複数のインターネット掲示板にて海賊版販売の告知を行い顧客を集め、ゲームソフトをDVD−Rやハードディスクに無断複製し郵送販売していました。

家宅捜索時に、取引や複製に使用したと思われるPCやハードディスクなどの周辺機器類などが多数押収されました。アルバイト店員Aは「借金返済のため」と容疑を認めています。

宮城県警の捜査員によるサイバーパトロールの情報により、当機構へ照会の連絡があったことが事件の端緒となりました。事務局調査部では、宮城県警からの依頼により動作検証などの捜査協力のほか、ゲームソフトの鑑定作業を実施、正会員が告訴しています。

当機構と告訴会社は、宮城県警からの要請により、全面的な捜査協力を行っています。

※平成23年9月に、上記のアルバイト店員Aに対して「懲役1年、罰金30万円、執行猶予3年」の有罪が下されました。

(資料提供:仙台北警察署)

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