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2012/01/17

Shareでゲームをアップロードした地方公務員を逮捕(宮城県)

 宮城県警察本部生活環境課と仙台中央警察署は、平成24年1月17日、ファイル共有ソフトを使い、ゲームなどを違法配信していた公務員A(男性・37歳)を、著作権法違反(公衆送信権の侵害)と、わいせつ図画公然陳列の疑いで逮捕しました。

 この公務員Aは、自宅のパソコンからファイル共有ソフト「Share」を起動し、当機構正会員が著作権を有するゲームを、著作権者の許可を得ずに無断でアップロードし、不特定多数のインターネットの利用者に対して自動送信できるようにしていました。また、無修正のわいせつ画像などもアップロードしていたことから、わいせつ図画公然陳列の疑いもかけられています。

 仙台中央署の調べに対して、公務員Aは、「いつもダウンロードばかりでは悪い」「自分も何かを提供しなければと思った」と、事実を認めています。

 宮城県警によるサイバーパトロールのさいに、アップロードの情報が確認され、当機構へ照会の連絡があったことが事件の端緒となりました。正会員3社が告訴をしており、当機構調査部では、宮城県警からの要請により、アップロードファイルについての真贋鑑定などを実施し、全面的な捜査協力を行っています。

※平成24年5月に、上記の公務員Aに対して「懲役2年、執行猶予3年」の有罪が下されました。

※平成24年6月に、上記の公務員Aが勤務していた自治体は、公務員Aを懲戒免職の処分を下しました。


  

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