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2012/04/27

キャラクターグッズの模造品を販売した会社員を逮捕(宮城県)

 宮城県警察サイバー犯罪対策室と大和警察署は、平成24年4月10日、宮城県の会社員A(男性・45歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。

 この会社員Aは、平成23年12月ごろから平成24年2月ごろにかけて、著作権者の許可を得ずに、ゲームのキャラクターがプリントされた抱き枕カバーの模造品を販売していました。正会員6社が告訴をしており、大和警察署では詳しく調べています。

 キャラクターグッズのコピー商品に関するお問い合わせや相談が、事務局へ多数寄せられております。これらの模造品や海賊版が流通することは、著作権者や製造・販売に携わる業者のビジネスを阻害することになります。権利者が本来得られるはずの利得を失うばかりか、正規商品の創作や開発の機会が失われることにもつながりかねません。

 当機構調査部では、情報提供を基に、インターネット上に展開されていた販売用のホームぺージを発見しました。模造品販売の実態を確認したため、平成23年12月に宮城県警へ情報提供と被害相談を行いました。また、宮城県警からの要請により、真贋鑑定を実施し、全面的な捜査協力を行っております。

(平成24年5月に略式罰金刑の処分が下されています。)


  

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