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2013/02/28

ファイル共有ソフトを使用した著作権法違反事件全国集中一斉取締りの実施について

 警察庁から平成25年2月22日付けで発表された広報資料、ならびに関係捜査機関から入った情報によると、全国の47都道府県警察は、ファイル共有ソフト等を使用した、アニメ、ゲーム、映画、音楽、ビジネスソフトなどの違法アップロードに関する著作権法違反事件について、平成25年2月19日から21日までの間に集中一斉取締りを実施し、全国で124箇所を捜索、27人を逮捕(平成25年2月22日午後6時現在)しました。

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■全国47都道府県警察によるファイル共有ソフト等を使用した
  著作権法違反事件の一斉集中取締りの実施について

 2月19日から21日までの3日間、ファイル共有ソフト等を使用した著作権法違反事件について全国47都道府県警察において一斉集中取締りを実施しました。

1 実施警察       47都道府県警察
2 適用法令       著作権法(公衆送信権侵害等)違反
3 著作物コンテンツ   映画、アニメ、楽曲、テレビ番組等
4 逮捕人員及び捜索箇所 逮捕人員27人 捜索箇所124箇所

〜インターネットを利用される皆様へ〜
 著作権者に無断で、音楽、映画、アニメ、ゲームソフトなどの著作物をファイル共有ソフトの利用者が自由にダウンロードできる状態にする行為は、著作権法違反になります。また、有償著作物等(※)をダウンロードする行為も著作権法違反となります。インターネットは、適法・適正に利用しましょう。

※ 有償著作物等:録音され、又は録画された著作物又は実演等であって、有償で公衆に提供され、又は提示されているもの。

【主な関係法令】
著作権法第23条第1項(公衆送信権侵害) 同法119条第1項
(10年以下の懲役、1,000万円以下の罰金(併科))
著作権法第30条第1項(私的使用のための複製) 同法119条第3項
(2年以下の懲役、200万円以下の罰金(併科))

[ 警察庁の広報資料より抜粋。]
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 各報道機関等から配信されております、当機構と加盟会社が関連する事件と概要については、宮城県警による摘発1件となります。なお、被疑者を検挙していない事案については、関係捜査機関が継続して捜査をしている模様です。


  _/_/_/_/_/_/_/ 【調査部トピック】 『増えるサイバー犯罪と対策強化』 _/_/_/_/_/_/_/

 警察庁が公表しているサイバー犯罪の著作権法違反事案に関する検挙実績によると、平成24年上半期は229件の検挙があり、平成23年の同期と比べて44.9%(71件)の増加となっております。

 調査部では、加盟会社様の作品に関する著作権侵害の連絡を受ける都度、関係する警察本部や警察署と連携が取れる協力体制を敷いております。以前と比べ、全国の捜査機関のサイバー犯罪に対する体勢が大きく変化しており、調査部へ作品や権利者の照会も含めたお問い合わせを多数頂くようになりました。また、警察本部の責任者や警察署のみなさまがソフ倫事務局へ頻繁に来局され、調査部と綿密な打ち合わせを行っており、違法行為の解明と違法者の検挙に向けて御協力を致しております。

 ファイル共有ソフトを使用した著作権法違反の一斉取締りに関しては、平成21年から実施されており、今回が4回目となります。昨年〜一昨年と各地の警察本部や警察署を訪問しておりますが、多様化しているサイバー犯罪に対応するため専任捜査員の増員が行われております。全国の各警察本部で約50名前後、各警察署でも約10名前後の規模となっており、強力な体制が敷かれております。

 当機構では、今後も、関係捜査機関ならびに加盟会社様と緊密に連携を取りつつ、著作権侵害事案に取り組み、加盟会社様の著作権や知的財産に関する保護と啓発の活動を進めてまいります。

  

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