宮城県警察本部サイバー犯罪対策室と白石警察署は、平成26年11月 26日、インターネットオークションサイトで違法販売していた埼玉県在住の通信販売業A(男性・27歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕した。
この通信販売業Aは、平成26年6月14日ころから同年9月29日ころまでの間に、当機構加盟会社のゲーム作品のキャラクターを含む多数の商品を、著作権者の許可を得ずに無断で複製し、販売していた。
■告訴会社 株式会社クリアブルーコミュニケーションズ、他2社
■鑑定実施・捜査協力・告訴協力
一般社団法人コンピュータソフトウェア倫理機構 事務局業務部
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/【業務部トピック】『トラック1台分の押収品』_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
宮城県警の調べによると、通信販売業Aは中国から海賊版を仕入れ、少なくとも約3,000人に販売し、約1,800万円を売り上げておりました。
家宅捜索時には、証拠品が多数押収され、その量は、4トントラック1台分に及んだとのことです。
昨今の海賊版販売やファイル共有ソフトでの犯罪は、持ちつ持たれつから金銭目的にシフトしています。
今回の逮捕により、通信販売業Aは今までの人生、そしてこれからの人生を1,800万円で売ったことになります。
1,800万円は大金ですが、果たして人生と引き換えにする金額か疑問を感じます。
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